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小麦の脱穀・続編 [作業日誌]

小麦畑に脱穀機を運び込み、穂の狩リとりにあわせ次から次へと脱穀をする算段である。

踏み板を踏み込むとカラカラと軽快な音を立ててドラムが回転する。面白いように穂から実が落ちていく。
会員がわれもわれもとかわるがわる脱穀作業を体験してみる。

脱穀し終えた藁が軽トラの荷台に乗り切らないほど、作業は順調にすすんだ。

ところがである、次第にドラムが不規則なきしむ音をたてだした。どうやらドラムを支える部品の具合が悪く、木枠にしっかり固定されているべきドラムががたがたしだしたようだ。

回転軸にはたっぷりグリースをさしたが、長すぎた空白期間であちこちにがたがきているらしい。ついに脱穀機は悲鳴を上げて、動かなくなった。

懇意の自動車修理工場に脱穀機を持ち込み、みてもらったが、どうやらベアリングに不具合がでてきたらしい。
12個入っているべきボールの半数近くがいびつになっていたり、欠けていた。

昭和初期に作られたであろう特殊な機械の純正部品など、今はどこを探してもない。そもそも足踏み脱穀機メーカーなぞいまや存在しない。

もはやこれまでか?

しかし残った半分のボールをまた入れなおし、組み立てなおすと、また機械は機嫌を直してカラカラとドラムを回わしはじめた。

そして残りの穂の約半分ほど脱穀しおえると、再び機械は動かなくなった。やはりボールが半減したベアリングでは機械のようはなさない。

後の半分は昨年同様、穂をひたすらたたきつけてやるしかないか?
あきらめかけると去年の悪夢がよみがえってきた。

しかし、ただ一人あきらめずに修理に執念を燃やした人がいた。自動車の整備をやっていたMさんである。
ホームセンターで台車の回転足を買ってきて、分解してボールを取りだし、そのボールを脱穀機のベアリングに入れ替えたのだ。

機械は三度機嫌を直して動き出した。前にもまして快調そのもの、カラカラとはずむような音を鳴らして。

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コメント 8

斗夢

アクシデントにもめげず・・・お疲れ様でした!
大勢いるとそれぞれ得意分野があるものですね^・^)
by 斗夢 (2012-07-15 05:34) 

nougyoujin

斗夢 さん
確かに、いろいろの経歴を持った人がいるので畑の運営にはとても重宝しています。
by nougyoujin (2012-07-15 07:48) 

とりのさとZ

 農機具の不調、よくありますので、修理を依頼したら必ずその手際を見ています。
 軽い故障ならば、なんとか自力で回復できるものも出てきました。今回もいいご経験になったのではないでしょうか。

 
by とりのさとZ (2012-07-15 17:49) 

夏炉冬扇

こんばんは。
お疲れ様。
この脱穀、首筋にちっちゃな麦の穂先や藁のトゲトゲがまつわってきてヤラヤラしていやなんですよね。
by 夏炉冬扇 (2012-07-15 19:07) 

侘び助

昔の体験が甦って来た~~
拍手~~喝采~~
by 侘び助 (2012-07-15 21:21) 

nougyoujin

とりのさとZさん

毎年、経験の積みかさねですね、農業は。
by nougyoujin (2012-07-17 06:42) 

nougyoujin

夏炉冬扇 さん
鼻や耳のなかに細かいゴミがいっぱい。
by nougyoujin (2012-07-17 06:44) 

nougyoujin

侘び助さん
実の選定作業で使う唐箕を作りました。超安易な機械、いや機械とは到底呼べそうもない代物ですが、次回、ご紹介させていただきます。
by nougyoujin (2012-07-17 06:47) 

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